札幌への転勤で車が必要か判断する基準と考慮すべきこと【3つずつあります】

アイキャッチ画像_札幌転勤で車がいるのか札幌の住まいや生活

札幌に転勤することになったけど、車は必要なのかな?

こんなお悩みにお答えします。

ポロ男
ポロ男

ポロ男は、札幌在住歴20年以上で車を所持している時含めて、札幌では下記のエリアに住んだことがあります。

  • 地下鉄まで徒歩10分圏内:車あり
  • 地下鉄まで徒歩15分圏内:車あり
  • JRや地下鉄までバスで30分圏内:車なし

札幌で生活したことない方にとっては、いきなり札幌への転勤で車が必要かどうかイメージしにくいですよね。

そこで、本ページでは、 札幌への転勤で車が必要か判断する3つの基準、また、札幌で車を所持する際、考慮した方が良いこと3つを詳しく紹介していきます。

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札幌への転勤で車が必要か判断する3つの基準

車が必要か判断する基準

札幌への転勤で車が必要か判断する基準は、下記の3点です。

3つの基準
  • 居住地
  • 勤務先の所在地
  • ライフスタイル

1つずつ詳しく解説していきますね。

居住地

札幌への転勤で車が必要か判断する基準の1つ目は、「居住地」です。

  • JR
  • 市電
  • バス
  • 地下鉄

主に札幌の公共交通機関は上記の4つですが、上記の公共交通機関に屋外を15分以上歩かなければたどり着けない場合、車を所持していた方が生活しやすいでしょう。

また、最寄りの居住地が、「地下鉄」以外の公共交通機関の場合も同様です。

理由は、冬の間、屋外にいるのが長くなるほど心身ともに負担になるからです。

  • 居住地から公共交通機関まで屋外を歩く
  • 地下鉄以外の公共交通機関の場合、屋外の待合室で乗り物が到着するまで待つ

    ※屋内で待てるJR構内やバスターミナルがある場合は、屋内で待てます

    ※バスやJRは区間によって、運行間隔、運行本数も要チェックです

上記のとおり、屋外にいるシーンがあります。

イメージしにくいかもしれませんが屋外にいる際、いくら暖かい格好をしても、15分近く真冬で氷点下の外気に触れていると、体が冷えてきます。

また、「地下鉄」以外の公共交通機関は、雪など天候の影響で時間通りに乗り物が到着するとは限りません。

その場合、待ち時間を予測するのは難しく、いつくるかわからない乗り物を屋外で待つことになるので、心身ともになかなかハードです。

ポロ男
ポロ男

学生時代、冬のバス通学時、バスが時間通りに来なくバス停が行列になりましたが、ようやく到着したバスが混雑して乗車できないこともありました。

ただし、たいてい後続のバスは10分以内に来て、ガラガラなので事なきを得ましたが。

勤務先の所在地

「勤務先の所在地」も車が必要か判断する基準になります。

「居住地」で紹介した公共交通機関を使ってでも、屋外を15分以上歩かなければ勤務先にたどり着けない場合、車での通勤を考えた方が良いでしょう。

なぜなら、慣れない冬の通勤時、転ばないよう足元に気を使って15分以上歩くのが大変だからです。

札幌など雪国での生活が慣れている方は、ツルツルや圧雪歩道を歩く負担も少ないと思います。

しかしながら転勤で初めて札幌に来る方は、冬の外を歩くだけでも大変なはずで、転倒により手首が骨折することもあります。

エリアによっては除雪が間に合わず、積雪30㎝ふかふか雪の歩道を歩くことも想定されます。

通勤時の服装によりますが、スキーウェアなど雪対策のパンツやズボンを履いていることは多くないでしょう。

その際に、膝下まで雪に埋まってしまい、パンツやズボンが濡れてしまうのと濡れたまま屋外にいることで、体が冷え切ってしまいます。

ポロ男
ポロ男

居住地、勤務先の所在地と公共交通機関の距離は、冬の生活での影響が加味した上で車が必要か判断した方が良いですね。

ライフスタイル

3つ目の基準は「ライフスタイル」です。

車が必要な「ライフスタイル」をまとめてみました。

車が必要なライフスタイル
  • 居住地の徒歩10分圏内にスーパーがない、かつネットスーパーは使いたくない
  • 子供が小さく心配なので、直ぐに病院へ連れて行けるようにしたい
  • 子供を保育園に送迎してから、自身がそのまま職場へ向かう
  • 休日以外の平日にもドライブして楽しみたい

生活必需品や食料品を1週間分まとめてスーパーから調達したい、また、平日の急用や病院など小さな子供と一緒に生活する場合、車があった方が快適に生活できます。

突発的な子供の急病など、予想できない日時やエリアへの外出が多いと思われる場合、車が手元にあると安心です。

一方、車が不要な「ライフスタイル」はどんな感じでしょうか。

車が不要なライフスタイル
  • 食料品は徒歩10分圏内のスーパーへ行く、またはネットスーパーを活用する
  • 休日など札幌以外へ遊びや旅行に行く際のみに、車を使用する
  • 歩けない距離だと判断したら躊躇なくタクシーを使う

車を使用する頻度が少なかったり、他の代替手段で車がないことを補えば、車がなくても問題ありません。

週1回30分程度、車を乗らないでいると、冬場の寒さでバッテリーが上がってしまうことも珍しくないです。

週1回、30分程度車を走らせる

エンジンを切って駐車しているときも、車内部のコンピューター等による電力消費やバッテリーからの自然放電により、バッテリーにためた電気は減っていきます。普段は車に乗らない方も、定期的に車を動かしてバッテリーを充電することでバッテリー上がりを予防できます。

アクサダイレクト
ポロ男
ポロ男

僕も2週間近く車を使用していなく、バッテリーを上がらせてしまった経験、多々あります…


そして、こちらの「がりんこ」さんは、交通費と配送料を使いつつ、車なしで生活しているようですね。

今は、1日だけのレンタカーやカーシェアリングを使う環境も整っています。

車の所持や保険にかかる維持コストを踏まえると、たまにの休日のみ車を使う方は、車を所持しないライフスタイルも有りだと思います。

>>タイムズのカーシェアリングの札幌エリアをチェックする

札幌への転勤で車を所持した際に考慮した方が良いこと3つ

車の運転時考慮すべきこと

ここからは、札幌への転勤で車を所持した方が自分にあっていると思った方向けの情報になります。

札幌など雪が降ったり寒い地域での車生活をする上では必須の情報で、考慮した方が良いこと3つは下記のとおりで、やはりここでも冬の車生活がポイントです。

考慮した方が良いこと3つ
  • 冬道の運転
  • 冬に駐車する場所
  • 冬に備えた車の仕様や装備品

それでは詳しく見ていきましょう。

冬道の運転

札幌への転勤で車を所持した際に考慮した方が良いことの1つ目は、「冬道の運転」経験があるかどうかです。

なぜなら「冬道の運転」経験がないと、下記のような冬の状況や運転の感覚がわからないからです。

  • ブレーキのかけ方
  • わだちの運転方法
  • スピードのコントロールや抑制
  • 車が雪にはまって動けなくなった場合の対応
  • ブラックアイスバーン、シャーベット、圧雪路面など道路状況の見極め
  • 吹雪やホワイトアウトなどの視界不良時を想定した天候情報の事前収集

直進道路でゆっくりと運転していても、交差点の信号が赤になりブレーキをかけた際、スリップして自分のイメージ通りに車が止まらず、歩行者を引いてしまいそうで冷や冷やします。(僕の経験談)

「冬道の運転経験」がない方は、お金をかけてでも「冬道の運転講習」受講を強くおすすめします。

事故を起こして自分や他人が亡くなってからでは遅いので。

札駅近くの「桑園自動車学校」の「冬道の運転講習」のページはこちらからアクセスできますので、「冬道の運転経験」がない方は、必ずチェックしてくださいね。

冬に駐車する場所

2つ目は「冬に駐車する場所」です。

  • 青空駐車場:車の雪かき+車周辺の雪かき
  • 屋根付き駐車場:車周辺の雪かき
  • 地下、屋内駐車場:雪かき不要

上記のとおり、「青空駐車場」の場合、車の雪かきと車周辺の雪かきが必要になります。

朝、通勤時など時間に余裕がない場合、積雪量によっては車周辺の雪かきに30分~1時間ほどかかるため、バタバタします。

また、隣の車の持ち主がこまめに雪かきをするか、また道路から駐車スペースまで駐車場敷地内の共有部分の雪かきは管理会社がしっかり行ってくれるかなども事前に確認したいところ。

そのため、居住地からの距離や「青空駐車場」より高くなる利用料を許容できる場合、「地下駐車場」、「屋内駐車場」に車を駐車していた方が、雪かきの負担が大幅に減ります。

あるいは、「青空駐車場」でもロードヒーティングの設備がついていれば、雪かきの負担も多くないでしょう。

ポロ男
ポロ男

「青空駐車場」の道路から一番遠い駐車スペースを月極契約していた際、僕の車の周辺の雪かきだけでなく、駐車場敷地内の共有部分の除雪後に削られた固い雪の雪かきが大変でした。

冬に備えた車の仕様や装備品

3つ目は「冬に備えた車の仕様や装備品」です。

冬に備えた車の仕様
  • 4WD:雪道の登り坂性能に優れている


    ※下り坂の制動テストでは2WDより制動距離が長い結果が出ているので4WDの過信は禁物(JAF公式サイトより)

  • 寒冷地仕様:バッテリーの容量が大きかったり、窓ガラスやワイパー等が凍結に強い
  • 車高が低い車種を避ける:雪やぬかるみにタイヤがはまって動けなくなるのを避ける

上記の車の仕様が望ましいと思いますが、必ずしもというわけではないです。

むしろ、これから紹介する「装備品」の方が大切です。

冬に備えた装備品
  • スタッドレスタイヤ
  • 冬用ワイパー
  • 不凍タイプのウォッシャー液
  • 軍手・ゴム手袋
  • 毛布などの防寒具と簡易トイレ
  • スノーブラシ
  • スコップ
  • スタックヘルパー
  • けん引ロープ
  • ブースターケーブル
  • 懐中電灯

参考:NEXCO東日本

「装備品」を全て準備するのは大変な気持ちはわかります。

ですが、冬道でスリップして事故を起こす、また大雪で車がスタックして動けない時に車のマフラーが雪で埋まってしまうなど、冬の車のトラブルの方がもっともっと大変です。

なので、「装備品」については天気予報で雪になる1ヶ月前から、準備し始めると安心です。

スタッドレスタイヤについてブリヂストンでは、札幌市の場合、10月上から中旬までにスタッドレスタイヤへの交換を推奨しています。

天気予報で雪になる直前の準備だと、冬タイヤ交換が混んでいて希望した交換日に交換できないこともあります。

また新品のスタッドレスタイヤの場合、製造過程においてできてしまう表面の「皮」をむくための慣らし走行が必要になります。

A.スタッドレスタイヤが本来の性能を発揮するためには、60km/h以下の走行速度で200km以上の走行距離の慣らし走行が必要です。万全の状態でシーズンを迎えるためにも、冬シーズン前に購入され、慣らし走行を済ませておくことをお奨めします。

ブリヂストン
ポロ男
ポロ男

スタッドレスタイヤの新品を使う場合、雪が降る前に慣らし走行で200km以上運転しておく計画も必要ですね。

これだけ「装備品」を準備したら万全だと思いますよね?

ところが大雪で除雪が間に合ってないが故に、冬の車のトラブルに遭遇するなど、自身が準備万全でも遭遇します。

その冬のトラブルに備えて北国の方が加入している「JAF」ですが、会員登録は必須です。

冬のロードサービスを使用する日は、自身だけでなく他の人も同様なので、「JAF」を呼んでも会員優先となってしまうからです。

サクッと会員登録でき年間4,000円で、未会員なら13,130円のバッテリー上りの対応も無料。

かつ、各施設で優待割引も活用できるので、まだ「JAF」未会員の方は、忘れないうち会員登録しましょう。

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まとめ:札幌への転勤で車が必要か判断する基準と考慮すべきことから車が必要か検討してみよう!

まとめ

札幌への転勤で車が必要か判断する3つの基準、また、札幌で車を所持する際、考慮した方が良いこと3つ紹介してきました。

3つの基準
  • 居住地
  • 勤務先の所在地
  • ライフスタイル
考慮した方が良いこと3つ
  • 冬道の運転
  • 冬に駐車する場所
  • 冬に備えた車の仕様や装備品

これらの情報から、札幌への転勤で車が必要か検討してみてくださいね。

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